駆動回路のスイッチングによるホール素子の特性変化を利用した触覚センサ

カテゴリ: 部門大会

論文No: 21pm3-PS048

グループ名: 第31回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2014/10/14

タイトル(英語): Hall element tactile sensor based on switching of two drive circuits

著者名: 湯治 準一郎(熊本高等専門学校),白木 翔太(熊本高等専門学校)

キーワード: 触覚センサ,ホール素子,定電流駆動,定電圧駆動,時分割

要約(日本語): InSbホール素子は，定電流駆動では磁界に対して高感度であるが，温度依存性が大きくなり，定電圧駆動では，磁界感度は低下するが，温度依存性の影響が小さくなる特徴を有している．本シンポジウムでは，この駆動方法の違いによる特性変化に着目し，定電流駆動と定電圧駆動を切り替えながら２種類の時分割されたホール電圧を用いて接触力Fと温度Tを取得する触覚センサの構成方法について報告する．

要約(英語): This paper describes a simultaneous sensing of normal contact force and temperature with a single Indium antimonide (InSb) Hall element for multifunctional tactile sensor. The InSb Hall element is driven by two kinds of bias circuits that are a constant current drive and a constant voltage drive.

PDFファイルサイズ: 2,201 Kバイト