微小管の運動方向制御に向けた電気泳動移動度及びキネシン間距離の制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 21pm3-PS094

グループ名: 第31回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2014/10/14

タイトル(英語): Designing electrophoretic mobility and the distance between kinesin molecules toward controlling the gliding direction

著者名: 安藤 駿(京都大学),磯崎 直人(京都大学),新宅 博文(京都大学),小寺 秀俊(京都大学),Edgar Meyhofer(University of Michigan),横川 隆司(京都大学)

キーワード: キネシン,微小管,運動方向制御,電気泳動移動度,キネシン分子間隔

要約(日本語): キネシン・微小管系の物質輸送機能を生体外で再現する手法の一つにグライディングアッセイがある．これまで，グライディングアッセイ時における微小管の無秩序な運動方向を制御する技術が報告されてきたが，従来の手法では個々の微小管の運動方向を個別に制御することが困難であった．そこで我々は微小管の電気泳動移動度の制御及びキネシン間距離の制御により，電界中での個々の微小管の運動方向を正確に制御することを目指した．

要約(英語): Controlling the direction of kinesin-propelled microtubules possibly enables manipulating materials of nano-meter scale. We focused on electrical control of the direction of individual microtubules. In this report, we manage to control two parameters, electrophoretic mobility and the distance between kinesin molecules, which determine microtubule trajectories in an electric field.

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