DNAナノ構造設計のための２重螺旋DNA粗視化分子動力学モデルの構築

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24am2-D-4

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Coarse-Grained Molecular Dynamics Model of Double Stranded DNA for Design of DNA Nanostructure

著者名: 柳生 裕聖(関東学院大学),Do-Nyun Kim(ソウル国立大学),田畑 修(京都大学)

キーワード: 分子動力学,持続長,塩基対,オリガミ

要約(日本語): ナノ構造体を製作可能な手法として，一本鎖DNA分子とその相補鎖の組み合わせにより，二重螺旋DNA分子の構造体を形成するDNAオリガミ技術が注目されている．この技術を用いてナノ構造体を作製するには，二重螺旋DNA分子の塩基配列と力学的性質の関係を明らかにする必要がある．本研究では，高分子の動力学解析が可能なビーズスプリングモデルを用いた二重螺旋DNA粗視化分子動力学モデルを作成し，分子鎖の剛性を示す持続長を評価した．

要約(英語): New coarse-grained molecular dynamics model of double stranded DNA was reported. The model was made by newly developed bead-spring model for realizing a helix structure. An optimized model was confirmed that a persistence length of the model was in good agreement with the results of conventional DNA model and experiments.

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