経皮吸収製剤を目的とした先端分離型マイクロニードルに関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24am2-D-6

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Proof-of-concept experiment of tip-separable microneedle device for trans-dermal-DDS

著者名: 鍋倉 悠希(広島市立大学),今枝 航大(名古屋大学),長谷川 義大(広島市立大学),式田 光宏(広島市立大学)

キーワード: 経皮吸収製剤,先端分離型マイクロニードル

要約(日本語): 十分な硬度，靭性があるエポキシ樹脂を用いて先端分離型マイクロニードルを作製し，動作原理実証を行った．穿刺対象にはヒトの皮膚とヤング率が近いPDMSシートを人工皮膚として用いた．ニードル挿入後，先端部位が全て人工皮膚内に挿入されたことを確認し，基盤部位を引き抜いた．その後，顕微鏡を用いて穿刺後のニードルと人工皮膚内を観察すると，先端部位が人工皮膚内に分離・留置されていることを確認した．

要約(英語): A tip-separable microneedle device was produced by an epoxy resin material for confirming proof of concept. A PDMS having the similar value of Young's modulus with that of the skin was used as the artificial skin. The fabricated tip-separable microneedle device was fully inserted into the artificial skin, and the tip was successfully separated and placed into the skin.

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