インクジェット工法を用いたシンプルな圧電式環境発電デバイスの作製プロセス

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24pm2-B-2

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Study for Simple Fabrication Process of Printable Piezoelectric Energy Harvest Device

著者名: 鎌田 裕樹(早稲田大学),尹 棟鉉(早稲田大学),佐々木 敏夫(東北大学),野崎 義人(早稲田大学),山浦 真一(職業能力開発総合大学校),関口 哲志(早稲田大学),中嶋 宇史(東京理科大学),庄子 習一(早稲田大学)

キーワード: 環境発電,圧電効果,VDF/TrFE,プリンテッドエレクトロニクス

要約(日本語): 従来圧電デバイスの電極作製に用いられてきたスパッタや金属蒸着などの技術では作製段階で有機層に対してダメージを与えてしまうことが現在懸念されている。そこで今回我々は金属ナノインクとVDF/TrFEを組み合わせることにより、従来のようなスパッタや蒸着技術を用いない新しい作製プロセスを提案した。

要約(英語): This paper presents a simple printing process to design a novel piezoelectric energy-harvesting device made from vinylidene fluoride/trifluoroethylene (VDF/TrFE) copolymers. Fabrication using a metal nano-ink and a household printer dramatically reduced the fabrication complexity. Additionally, this process employed low-temperature steps, and thus the structural damage to the polymers resulting from high-temperature annealing was avoided.

PDFファイルサイズ: 850 Kバイト