金ナノロッド構造を用いた光熱変換によるレーザ波長計測マイクロ振動子デバイス

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24pm2-D-2

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Microresonator with gold nanorod array for laser wavelength measurement by photo-thermal conversion

著者名: 菅野 公二(神戸大学),田中 祐樹(神戸大学),前田 悦男(東京大学),米谷 玲皇(東京大学),磯野 吉正(神戸大学)

キーワード: 金ナノロッド,プラズモニクス,光熱変換,レーザ波長計測,マイクロ振動子

要約(日本語): さらなる大容量通信WDM実現のため，波長ロッカーに代わる高分解能な光波長計測デバイスの構築を目的とした。本研究では，マイクロ振動子へのレーザ照射によって生じる熱応力により共振周波数が変化することを利用し，レーザ波長変化を計測するデバイスを提案し，金ナノロッド構造を組み込んだ光波長計測振動子デバイスの製作，評価を行った結果について報告する。

要約(英語): We developed the resonator-based sensor device for measurement of laser wavelength changes. Laser light is absorbed into the gold nanostructures, resulting in temperature increase of the beam. Therefore the wavelength change can be measured by resonant frequency change. We observed the large resonant frequency change when changing the laser wavelength.

PDFファイルサイズ: 820 Kバイト