カーボンナノ材料へ酵素を高配向に固定化した複合材料の創製

カテゴリ: 部門大会

論文No: 25am2-PS-089

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Fabrication of Enzyme Immobilized Carbon nanomaterials with Highly-Orientation

著者名: 松崎 祥平(福井大学),向當 綾子(福井大学),坂元 博昭(福井大学),里村 武範(福井大学),末 信一朗(福井大学)

キーワード: 複層カーボンナノチューブ,複合体修飾電極,電気化学,バイオエレクトロニクス,酵素高配向固定

要約(日本語): 本研究ではバイオデバイス用素子として、優れた導電材料であるカーボンナノチューブ(CNT)表面に酵素を固定化し、なおかつ酵素の配向を電解溶液側の一定方向に揃えた複合体を作製した。作製した複合体を電極表面に修飾させることによって、カーボンナノチューブを電極-酵素間の電子移動の足場とし、酵素の配向制御によって酵素反応、電子移動を促進させることで高性能な電極の実現に期待ができる。

要約(英語): A molecular layer can be formed by immobilizing a functional molecule to the carbon nanotube (CNT). CNT are utilized as electrode material to facilitate electron transfer between the enzyme and electrode. Further, by orienting the catalytic site of the enzyme in the bulk side, it was immobilized enzyme to CNTs. Such complexes show good potential.

PDFファイルサイズ: 990 Kバイト