結晶微粒化を目的とした急冷マイクロリアクタシステムの製作と評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 25pm4-PS-024

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Fabrication and evaluation of a quench microreactor system for a miniaturization of alum crystals

著者名: 藤本 望夢(岡山大学),神田 岳文(岡山大学),甲斐稔章(岡山大学),阪田 祐作(岡山大学),中崎 義晃(ナノ・キューブ・ジャパン),山田 嘉昭(岡山大学),妹尾 典久(岡山大学),音山 貴史(ナノ・キューブ・ジャパン)

キーワード: マイクロリアクタ,再結晶,温度制御

要約(日本語): 　マイクロ化学プロセスの分野においてマイクロリアクタは新現象，新反応への可能性から盛んに研究開発が行われている。本研究では，ステンレス製のマイクロ流路とペルチェ素子を用いた温度制御型マイクロリアクタシステムの開発を行った。硫酸カリウムアルミニウムを用いた再結晶現象による結晶粒微細化実験を実施した。この結果から，硫酸カリウムアルミニウムの結晶微粒化に成功し，本システムが再結晶現象による結晶微粒化に対して有効であることを実証した。

要約(英語): The microreactor has attracted attentions because of a new phenomenon and a new reaction in the field of micro-chemical process. In this study, a temperature controlled microreactor system has been developed. This system has been evaluated by the re-crystallization of alum. These results show that the system realized the miniaturization of the alum crystals. As a result, the effectiveness of this system has been indicated.

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