自己組織化に向けた親疎水パターニングによる選択的結合手法の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 25pm4-PS-030

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Study of Selective Binding Method Using Hydrophilic/hydrophobic Patterning for Self-assembly

著者名: 木村 和揮(中央大学),岡野 太治(中央大学),鈴木 宏明(中央大学)

キーワード: 自己組織化,親水性,疎水性

要約(日本語): 自然界では外部からの制御に寄らない秩序構造が形成されている．この自己組織化を工学の分野に応用することで，近年開発が盛んなウェラブルデバイスのような非平面基板での組立・製造に対応でき，高効率かつ低コスト生産が期待されている．先行研究では一種類の部品の組立に成功している．そこで，我々の研究では複数種類の部品表面に相補的な親水性・疎水性のパターニングを施し，界面張力を用いることで選択的な結合を目指した．

要約(英語): We made the PDMS model parts with 5 mm in width and 2 mm in height. Selective bindings of these parts were designed by employing complementary patterning. The hydrophilic/hydrophobic complementary patterning is a promising approach for designing selective bindings in engineered self-assembly systems.

PDFファイルサイズ: 1,119 Kバイト