ATPイメージセンサのイメージングに及ぼす酵素パターンから拡散するATP及びプロトン分子の影響解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 25pm4-PS-096

グループ名: 第33回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2016/10/17

タイトル(英語): Analysis of the effect of hydrogen ion and ATP diffused from enzymatic membranes on ATP-image sensor

著者名: 李 宥奈(豊橋技術科学大学),堀尾 智子(豊橋技術科学大学),奥村 弘一(豊橋技術科学大学),岩田 達哉(豊橋技術科学大学),高橋 一浩(豊橋技術科学大学),澤田 和明(豊橋技術科学大学)

キーワード: ATP,アピラーゼ,水素イオンの拡散,バイオイメージセンサ,神経伝達物質

要約(日本語): これまでに、本研究では酵素パターニングを用いたATPイメージセンサを作製し、その特性を評価してきた。しかし、ATP添加後、酵素パターニングされたピクセルから発生するH +イオンが周辺のピクセルに拡散することから、ATPのみに由来する信号を測定できないという問題があった。そこで、本研究では、H +イオンの拡散特性を分析し、その影響を最小限に抑える測定のタイミングを検討したので報告する。

要約(英語): In previous work, ATP image sensor using apyrase-immobilized membrane was fabricated and evaluated. However, on the experiment, undesirable signal interfere was measured. In this study, we discussed about the diffusion characteristic of H+ ions and calculated diffusion speed of H+ ions to propose the measurement timing as an alternative.

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