金ナノピラーとSAMによるモータタンパク質パターニング技術の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 31am3-PS-85

グループ名: 第34回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2017/10/24

タイトル(英語): Development of a nano-patterning of motor proteins by integration of Au nano-pillars and SAM

著者名: 大庭 將太郎(京都大学),金子 泰洸ポール(京都大学),新宅 博文(京都大学),小寺 秀俊(京都大学),横川 隆司(京都大学)

著者名(英語): Shotaro Ohba| Taikopaul Kaneko |Hirohumi Shintaku| Hidetoshi Kotera |Ryuji Yokokawa

キーワード: 分子機械,モータタンパク質,ダイニン,パターニング,EB描画

要約(日本語): 生体内における軸糸の機構を理解するためには,複数のダイニン分子による微小管の運動に関する知見を深める必要がある。本研究では,微細加工技術により金ナノピラー基板を作製し,単分子膜によって表面処理をおこなった。また,この基板を用いることによって,ダイニン分子の基板上での配置を規定した。この手法によって,一つの微小管に作用するダイニン分子数が微小管の運動に与える影響を評価できることを確認した。

要約(英語): To elucidate the mechanism of axoneme, knowledge on the motility of microtubules carried by dynein molecules is needed. Here, we propose a method to arrange dynein molecule on a substrate at well-defined space intervals by immobilizing dynein selectively on Au nano-pillar structure. This method reveals the dependency of microtubule velocity on the number of dynein molecules interacting a microtubule.

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