消化管内への留置を目的とした飲み込み型デバイスの検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 31pm3-PS-46

グループ名: 第34回「センサ・マイクロマシンとその応用システム」シンポジウム論文集

発行日: 2017/10/24

タイトル(英語): Chemical Reaction Actuator and Wireless Power Feeding for Swallowable Sensing Device

著者名: 中村 亮太(神戸大学),和泉 慎太郎(神戸大学),川口 博(神戸大学),太田 英敏(札幌整形循環器病院),吉本 雅彦(神戸大学)

著者名(英語): Ryota Nakamura| Shintaro Izumi |Hiroshi Kawaguchi| Hidetoshi Ohta |Masahiko Yoshimoto

キーワード: 飲み込み型,長期計測,センサ,アクチュエータ,無線給電

要約(日本語): 本研究では長期間消化管内に留置可能な飲み込み型センサデバイスの実現を目指す。デバイスは飲み込んだ後にシリコンバルーンを膨らませることで胃に留置させる。バルーン展開には化学反応を利用する。また,バルーンを収縮させることでデバイスの排出を行う。体内情報のセンシングやバルーンを収縮させるための電力は無線給電で補う。フレキシブル基板を使用することでサイズ制限の少ないアンテナの作成が可能となった。

要約(英語): This paper addresses a swallowable sensing device that can be indwelled at the stomach for long term. Chemical reaction is used for indwelling and egesting. This energy is supplied wirelessly from outside the body. A flexible antenna are used for power feeding and wireless data communication.

PDFファイルサイズ: 782 Kバイト