誘電泳動集積したカーボンナノチューブの白金修飾とガスセンサへの応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 6PM3-PSS-076

グループ名: 【E】平成25年電気学会センサ・マイクロマシン部門大会講演論文集

発行日: 2013/10/29

タイトル(英語): Pt Functionalization of Dielectrophoretically Trapped Carbon Nanotubes and its Gas Sensor Application

著者名: 小牟禮 弘樹 (九州大学),村崎 慎哉 (九州大学),中野 道彦 (九州大学),末廣 純也 (九州大学)

キーワード: カーボンナノチューブ|ガスセンサ|誘電泳動|電気めっき法|白金

要約(日本語): 著者らは誘電泳動を用いた,容易なセンサ作製法（誘電泳動集積法）を開発し,CNTガスセンサを作製した．CNTガスセンサはp型半導体CNTとガス分子との電荷交換によるCNTのコンダクタンス変化が動作原理である．従って,酸化還元性を持たないガスはそのままでは原理的に検出できない．そこで本研究では,水素分子を解離・活性化させる金属触媒である白金（Pt）ナノ粒子でCNTを修飾し,Ptナノ粒子修飾CNTガスセンサを用いて水素の常温検出を行った．

要約(英語): We have developed a method of easy CNT gas sensor construction by using dielectrophoresis (DEP) and studied its sensing property. In this study, it was demonstrated that functionalized platinum nanoparticles by electrodeposition on CNT gas sensor. The sensor successfully detected 1 % hydrogen carbon.

PDFファイルサイズ: 2,193 Kバイト