永久磁石と銅板を用いた超電導免震装置における静止安定浮上と振動伝達特性の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ASC10005

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 超電導応用電力機器研究会

発行日: 2010/01/25

タイトル(英語): Stationary Levitation and Vibration Transmission of a Superconducting Seismic Isolation Device using Permanent Magnets and Copper Plate System

著者名: 島田 健作(東北大学),佐々木 修平(東北大学),谷貝 剛(東北大学),津田 理(東北大学),濱島 高太郎(東北大学),川井 伸泰(奥村組),安井 健治(奥村組)

著者名(英語): Shimada Kensaku(Tohoku University),Sasaki Shuhei(Tohoku University),Yagai Tsuyoshi(Tohoku University),Tsuda Makoto(Tohoku University),Hamajima Takataro(Tohoku University),Kawai Nobuyasu(Okumura Corporation),Yasui Kenji(Okumura Corporation)

キーワード: 免震装置|高温超電導バルク体|永久磁石|磁気浮上|磁気剛性|ダンパー|seismic isolation|HTS bulk|permanent magnet|magnetic levitation|magnetic stiffness|damper

要約(日本語): 地震被害を抑制するために，超電導体と永久磁石で構成する磁気浮上型超電導免震装置を提案している。超電導体はピン留め効果により永久磁石上を，磁場が均一な方向に摩擦抵抗ゼロで移動可能となるが，これが原因となり静止安定浮上が困難となる。そこで，地上部と浮上部に設置した永久磁石間の磁気剛性を利用して静止安定浮上を実現させ，永久磁石間に銅板を採用することで振動伝達特性の改善を図ったので，その結果を報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 6,641 Kバイト