新構造材料を用いたBi-2223線材の機械的損失の低減

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ASC10016

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 超電導応用電力機器研究会

発行日: 2010/01/26

タイトル(英語): Reduction of Mechanical Losses Due to Frictional Heat in Bi-2223 Tapes with Structural Materials of Various Thermal Expansion Properties

著者名: 増田 知昭(上智大学),西村 康平(上智大学),坂部 亮太(上智大学),高尾 智明(上智大学),後藤 貴行(上智大学),福井 聡(新潟大学),山中 淳彦(東洋紡績),西村 新(核融合科学研究所)

著者名(英語): Masuda Tomoaki(Sophia University),Nishimura Kohei(Sophia University),Sakabe Ryota(Sophia University),Takao Tomoaki(Sophia University),Goto Takayuki(Sophia University),Fukui Satoshi(Niigata University),Yamanaka Atsuhiko(Toyobo Co. Ltd),Nishimura Arata(National Institute for Fusion Science)

キーワード: 交流損失|機械的損失|Ｂｉ－２２２３線材|ダイニーマ|AC loss|Mechanical loss|Bi-2223 tape|Dyneema

要約(日本語): 超電導を電力機器に応用する際、交流通電時、交流磁界下において生じる交流損失の低減が課題となっている。交流損失の中には、超電導線材自体に生じる電磁力により摩擦や衝突が生じ発生する機械的損失がある。本研究では、冷却すると繊維方向に膨張する性質（負膨張性）を持つDFRP（Dyneema繊維強化プラスチック）を支持構造材料に用いることで電磁力による振動を抑え、機械的損失を低減させることを目的とした。

原稿種別: 日本語

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