YBCO薄膜導体の引張応力により超電導層に形成されたクラックの観察と交流通電損失特性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ASC12006

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 超電導応用電力機器研究会

発行日: 2012/06/21

タイトル(英語): Relation between AC Transport Current Losses in YBCO Coated Conductor and Manners of Cracks in Superconductor Layers Caused by Non Repeated and Repeated Tensile Stresses

著者名: 礒崎 宏佑(上智大学),野田 豪(上智大学),本澤 竜太(上智大学),尾島 卓見(上智大学),山岸 達也(上智大学),高尾 智明(上智大学),塚本 貴広(横浜国立大学),飯田 祐介(横浜国立大学),荻野 俊郎(横浜国立大学),塚本 修巳(横浜国立大学)

著者名(英語): Isozaki Kosuke(Sophia University),Noda Takeshi(Sophia University),Honzawa Ryuta(Sophia University),Ojima Takumi(Sophia University),Yamagishi Tatsuya(Sophia University),Takao Tomoaki(Sophia University),Tsukamoto Takahiro(Yokohama National University),Iida Yusuke(Yokohama National University),Ogino Toshirou(Yokohama National University),Tsukamoto Osami(Yokohama National University)

キーワード: ＹＢＣＯ線材|交流損失|繰り返し引張り応力|ＳＥＭ|銅層|YBCO coated conductor|AC losses|repeated tensile stress|SEM|copper layer

要約(日本語): YBCO薄膜導体はBi系線材に比べ、交流損失が低く、高い機械強度を持っているため、超電導交流機器・回転機への応用が期待されている。薄膜導体が機器応用される際、熱収縮や電磁力による繰り返し応力にさらされる。本研究では、YBCO薄膜導体に繰り返し及び非繰り返し応力を印加し、超電導層に生じたクラックをSEM観察することで応力印加の違いによる交流損失特性の違いを、クラックの様相により説明することに成功した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 4,147 Kバイト