液体窒素冷媒中の超電導線材の冷却特性向上の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ASC13022

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 超電導機器研究会

発行日: 2013/09/24

タイトル(英語): experimental study on cooling property improvement of superconducting wire with cooling fins submerged in liquid nitrogen

著者名: 原 佑規(京都大学),白井 康之(京都大学),塩津 正博(京都大学),藤坂 拓道(京都大学),浅野 哲至(京都大学),米田 和也(京都大学),磯嶋 茂樹(住友電気工業),野口 浩二(日新電機)

著者名(英語): Hara Yuuki(Kyoto University),Shirai Yasuyuki(Kyoto University),Shiotsu Masahiro(Kyoto University),Fujisaka Hiromichi(Kyoto University),Asano Tetsushi(Kyoto University),Yoneda Kazuya(Kyoto University),Isojima Shigeki(Sumitomo Electric Industries,Ltd),Noguchi Kouji(Nissin Electric Co,Ltd)

キーワード: 液体窒素|高温超電導体|冷却フィン|超伝導限流器|liquid nitrogen|high-temperature superconductivity|cooling fin|superconducting fault current limiter

要約(日本語): 近年、大規模化や複雑化した電力系統において、抵抗型超電導限流器は故障電流を抑制し、系統を安定化させるのに期待されている。抵抗型限流器は事故時にクエンチするため、その後は超電導線材を冷却し、瞬時に超電導状態へと戻す必要がある。本実験では液体窒素に浸した高温超電導体の冷却特性の向上を目指している。超電導限流器を模したテープ状の線材に冷却フィンを取り付けることで冷却性能の向上を観測することができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,656 Kバイト