高磁場NMR応用を目指したNbTiとBi系線材の超伝導ハンダ接合

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ASC18044

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 超電導機器研究会

発行日: 2018/07/26

タイトル(英語): Superconducting joint between NbTi and Bi-HTS cables for high field NMR magnet

著者名: 高野 義彦(物質材料研究機構)

著者名(英語): Yoshihiko Takano(National Institute for Materials Science (NIMS))

キーワード: 超伝導|接合|高温超伝導|Superconducotr|joint|high-Tc

要約(日本語): 2014年に開発された1020 MHz (24 T) 核磁気共鳴装置の超伝導磁石には、最内層コイルにBi2Sr2Ca2Cu3O10 (Bi2223) が用いられた。しかし、この超伝導磁石は永久電流運転ではない。それは、Bi2223-Bi2223超伝導接合だけでなく、NbTi-Bi223超伝導接合技術が確立していないためである。そこで我々は、溶融した超伝導はんだに超伝導線材をシースごと挿入して接合するin-situシース溶融法を考案し、NbTi-Bi2223線材のゼロ抵抗接合を試みた。この方法では、線材のシースを事前に取り除く必要が無く、簡単なプロセスで線材同士を接合することができる。

要約(英語): Superconducting joint between NbTi and Bi-HTS cables using Sn-Pb-Bi solder was successfully demonstrated for future use of high field magnet with high tc superconducotrs.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,081 Kバイト