ターゲットからの輻射熱を利用し規則化したFe-Pt系厚膜磁石の磁気特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: I-6

グループ名: 【A】平成23年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2011/09/21

著者名: 鬼木渉 (長崎大学),浦川大輔 (長崎大学),柳井武志 (長崎大学),中野正基 (長崎大学),福永博俊 (長崎大学)

キーワード: 厚膜磁石| 保磁力| （BH)max| レマネンスエンハンスメント| 残留磁化| 規則－不規則変態

要約(日本語): 本研究では、PLD（Pulsed Laser Deposition）法を用い作製した10?m厚以上のFe-Pt系厚膜磁石の磁気特性に関して報告する。基板加熱機構等を用いず、成膜直後に規則化する理由として、成膜時のターゲットからの輻射熱による基板温度の上昇が考えられる。作製した等方性試料の(BH)maxは100 kJ/m3以上の比較的高い値を示した。熱磁気特性ならびにリコイル特性を評価したところ、一部不規則相が残存する様子が観測された。

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