GISスペーサへの電界緩和型FGM(誘電率傾斜機能材料)の適用効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: XV-10

グループ名: 【A】平成24年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/20

著者名: 中野龍之 (名古屋大学),早川直樹 (名古屋大学),花井正広 (名古屋大学),加藤克巳 (新居浜工業高等専門学校),大久保仁 (名古屋大学)

キーワード: 傾斜機能材料(FGM)| 誘電率| 電界解析| スペーサ| GIS

要約(日本語): GISなどの高電圧機器の電界利用率を向上させるため，筆者らは誘電率を空間的に傾斜させたFGM（傾斜機能材料）のスペーサへの適用を提案している．GISの長期絶縁性能を決定する因子として，電極/スペーサ界面電界が挙げられる．これを低減するためには，界面付近で誘電率が高く，中央部で低いU字型の誘電率分布が有効である．今回，U字型の誘電率分布をもつFGMをGISスペーサに適用した場合の電界緩和効果について検証を行った．

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