4kV帯電球移動速度の静電気放電への影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: XX-10

グループ名: 【A】平成24年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/20

著者名: 冨田一 (労働安全衛生総合研究所)

キーワード: 静電気放電| 火花長| 移動電極

要約(日本語): z軸ステージを用いて+4kVとした帯電球電極が接地体に向かって移動する時に静電気放電を発生させて，火花長，放電電流及び誘導電圧を測定した。その結果，帯電球電極の移動速度が速くなるとともに火花長が短くなった。球電極の直径が小さくなると，球電極の移動速度に対する火花長の変化率は大きいものであった。また，帯電球電極の移動速度が速くなると，放電電流のピーク値が大きくなり，立ち上がり時間が短くなる傾向となった。

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