TiO2ナノ粒子分散による絶縁油の電気絶縁特性向上

カテゴリ: 部門大会

論文No: 13-D-p-3

グループ名: 【A】平成25年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/12

著者名: 佐藤広治 (名古屋大学),細見聡彦 (名古屋大学),小島寛樹 (名古屋大学),早川直樹 (名古屋大学),大久保仁 (愛知工業大学)

キーワード: ナノ粒子| 絶縁油| 鉱油| アルキルベンゼン| 交流破壊電圧| 比誘電率

要約(日本語): 絶縁油として広く用いられている鉱油とアルキルベンゼンに比誘電率の高いTiO2を添加することで、交流絶縁破壊電圧および比誘電率に与える影響を検討した。その結果、交流絶縁破壊電圧において、最大上昇率が鉱油とアルキルベンゼンでおよそ10％となることを確認した。また、ナノ粒子の濃度が増えるに従い、比誘電率が上昇する傾向が見られた。

PDFファイルサイズ: 298 Kバイト