小型孔開き電極の真空中絶縁破壊特性及び破壊前駆電流の測定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 13-E-a2-5

グループ名: 【A】平成25年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/12

著者名: 石田諒 (埼玉大学),山納康 (埼玉大学),小林信一 (埼玉大学),花田磨砂也 (日本原子力研究開発機構),小島有志 (日本原子力研究開発機構),齊藤芳男 (高エネルギー加速器研究機構)

キーワード: 真空| 破壊前駆電流| F-Nプロット| 絶縁破壊| 電界電子放出電流| コンデイショニング

要約(日本語): JT-60負イオン源加速部における真空中絶縁破壊を決定する機構解明を目指し、本研究では加速電極を模擬した孔数の異なる（1個、9個）小型孔開き電極に対して繰返し絶縁破壊試験を行った。その結果、孔9つ電極の最終的な絶縁破壊電界Eは孔1つ電極の1/3程度となり、電界電子放出電流が絶縁破壊電界低下の主要因であることが予想された。また、試験結果を基に絶縁破壊毎の電界増倍係数βを算出した結果、Eとβの依存性を見出した。

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