室内空気バリア放電を用いた炭素繊維の親水性向上と表面分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 21-F-pP-21

グループ名: 【A】平成26年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2014/08/21

著者名: 北川智隆 (金沢工業大学),吉川裕規 (金沢工業大学),大澤直樹 (金沢工業大学),田中基嗣 (金沢工業大学),斉藤博嗣 (金沢工業大学),大澤敏 (金沢工業大学)

キーワード: バリア放電| 炭素繊維| 室内空気| 表面改質| 表面分析

要約(日本語): 炭素繊維(CF)と安価なポリプロピレン(PP)を用いたCF/PP複合材料の産業応用が注目されている。CFの表面はグラファイトと類似しており疎水性があることから，樹脂が浸透しにくいという問題がある。これまでに，CFの吸水量をバイレック様試験にて測定した結果，60s間室内空気バリア放電処理したCFの吸水量は未処理のものよりも1.58倍に増加した。本発表では，XPSを用いてCF表面に導入された官能基を分析した結果について述べる。

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