表面弾性波を用いた強磁性共鳴の励起

カテゴリ: 部門大会

論文No: 5-B-a1-2

グループ名: 【A】平成28年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2016/09/01

著者名: 能崎 幸雄(慶應義塾大学),柳澤 翔吾(慶應義塾大学)

要約(日本語): Ni 膜をSAW伝播路上に設けた800 MHz-SAWデバイスを作製し、磁歪を介したFMR 誘引によるマイクロ波吸収スペクトルを測定することにより、Ni薄膜中のSAW の変位ベクトルについて調べた。SAW-FMRの磁場印加角依存性を調べたところ、磁化ベクトルとSAW の波数ベクトルのなす角が25°のときに最も大きな吸収が現れた。解析の結果、Ni 薄膜内ではレイリー波が支配的であることがわかった。

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