IBAD-MgO基板を用いたGdBa2Cu3O7-x超伝導線材の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 5-F-p2-2

グループ名: 【A】平成28年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2016/09/01

著者名: 廣瀬 湧一(九州工業大学),松本 要(九州工業大学),堀出 朋哉(九州工業大学)

要約(日本語): REBa2Cu3O7-x (RE＝Y、Gd、Sm)超伝導線材は柔軟性のある金属テープ上にREBCO膜を堆積させることによって製造される。テープ上にアモルファス酸化物層を堆積した後、IBAD-MgO層を堆積するが、機械的および電気化学的研磨などにより金属テープ表面の平坦化が必要になる。しかし、研磨を用いたプロセスは高価な方法であるため本研究ではIBAD-MgOの堆積に適した滑らかな表面を得るために、迅速な処理および費用対効果の高い方法である溶液堆積法について報告する。

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