ナノ構造表面を持つタングステンの高温での熱放射特性の向上

カテゴリ: 部門大会

論文No: 6-F-p1-1

グループ名: 【A】平成28年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2016/09/01

著者名: 髙村 秀一(愛知工業大学),菊池 祐介(兵庫県立大学),永田 正義(兵庫県立大学),上杉 喜彦(金沢大学),山田 耕平(ユメックス),小林 孝裕(ユメックス),前中 志郎(ユメックス),藤田 和宜(ユメックス),栗下 裕明(東北大学)

キーワード: タングステン|黒体放射|繊維状ナノ構造|熱放射冷却|放射率

要約(日本語): ヘリウムプラズマ照射されたタングステン表面には繊維状ナノ構造が形成され、視覚的には完全に黒色化しており、全放射率が1.0と、完全黒体に近い。その冷却効果は極めて大きい。しかし、高温ではナノ構造は消失してしまう。高温での放射特性が保持されるよう、タングステン材料において添加物の効果を明らかにした。

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