光学的手法を用いた交流印加時における変圧器油中電界のミリ秒時系列測定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 5-P-56

グループ名: 【A】平成28年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2016/09/01

著者名: 吉村 佳祐(愛媛大学),近藤 亮介(愛媛大学),八須 悠介(愛媛大学),藤井 雅治(愛媛大学),井堀 春生(愛媛大学),全 現九(愛媛大学),梅本 貴弘(三菱電機),大竹 奏智(三菱電機),釣本 崇夫(三菱電機)

キーワード: カー効果|光学的変位|変圧器油|電界測定

要約(日本語): 油入変圧器を高耐圧化する上で、電気光学カー効果を用いた油中電界の実測が有効である。本ポスターでは、我々の研究室で開発した液体中の電界強度を連続的に測定するシステムを用いて、油中に交流を印加した際の電界強度測定を行った。その結果、カー効果の理論に従って光強度が周期的に変化したが、レーザ出力の変動の影響を受けたことが明らかとなり、今後はこれを補償する光学系を構築し、電界値への換算を行っていく。

PDFファイルサイズ: 270 Kバイト