ヘリウム入射イオンエネルギーのパルス的変化がタングステンナノ構造成長に与える影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 19-P-14

グループ名: 【A】平成29年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/15

著者名: 河口 翔太(名古屋大学),梶田 信(名古屋大学),皇甫 度均(名古屋大学),大野 哲靖(名古屋大学),田中 宏彦(名古屋大学),増﨑 貴(核融合科学研究所)

キーワード: ナノ構造|タングステン|入射イオンエネルギー

要約(日本語): 核融合炉のプラズマ対向材料としてタングステンが候補にされている．しかしタングステンは核融合反応で発生するヘリウムによりナノ構造と呼ばれる微細な繊維状構造を形成し，これは核融合炉に悪影響があると予測される．そのため核融合炉内のパルス的な熱付加を模擬したナノ構造形成実験を行い，入射イオンエネルギーがパルス的に変化することによりナノ構造形成温度領域が狭まることと成長量が早く飽和することを明らかにした．

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