縦磁界印加時におけるポストアークの姿態

カテゴリ: 部門大会

論文No: 19-P-47

グループ名: 【A】平成29年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/15

著者名: 内藤 友人(東京都市大学),山本 真司(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学)

キーワード: 直流遮断器|縦磁界|再点呼

要約(日本語): 直流遮断器における再点弧の防止は，系統保護や遮断器の長寿命化において重要である．
この再点呼の物理現象の解明のため，タイトルの検討を行った．具体的には，縦磁界を印加しながらアークを消弧させると，ローレンツ力によりアークがリボン状になることに着目した．リボン状のアークは表面積が増加するため，周囲の大気への熱拡散が促進され，アーク温度が速やかに低下する．これにより確実にアークを遮断することができる．

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