熱・放射線同時付与による軟質および硬質エポキシ樹脂の絶縁劣化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-B-p1-3

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 石井 洋之(早稲田大学),森 啓吾(早稲田大学),伊東 清太郎(早稲田大学),山口 輝(早稲田大学),平井 直志(早稲田大学),大木 義路(早稲田大学)

キーワード: 誘電率|誘電損|インデンターモジュラス|電気的モジュラス|劣化

要約(日本語): 熱・放射線同時付与により軟質と硬質のエポキシ樹脂を劣化させ，複素誘電率とインデンターモジュラス(IM)を測定した．その結果，劣化時間と照射量の増大により軟質エポキシ樹脂は硬くなり，複素誘電率が低下するが，硬質エポキシ樹脂のIMと複素誘電率は殆ど変化しない．劣化した2つのエポキシ樹脂間での誘電特性の差は，両樹脂が熱的にも機械的にも全く異なる特性を持つことに加え，劣化による硬化の現れ方に起因している．

PDFファイルサイズ: 744 Kバイト