絶縁材料の表面抵抗率の測定法に関する考察

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-B-p1-5

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 前田 孝夫(絶縁テクノ工房),山野 芳昭(千葉大学)

キーワード: 表面抵抗率|IEC規格|同心円環電極|ガード電極|背後電極

要約(日本語): 絶縁抵抗特性と誘電特性の規格を統合して新たなIEC 62631シリーズとする改訂が進行中で，従来のIEC 60093は2018年に廃止された．しかし，新規格では表面抵抗率は測定電極に依存し一意的に決まらない．これを是正する目的で，同心円環電極を対象にギャップと試料厚さの関係や測定電極の配置などを検討した．その結果，測定するギャップ間の電位を均等化するようにガードを配置することで表面抵抗率を精度よく測定できることがわかった．

PDFファイルサイズ: 1,248 Kバイト