微小コイル状導体の変形とその電子状態への影響に関する理論的検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-C-a1-2

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 池田 昌樹(日本大学),胡桃 聡(日本大学),鈴木 薫(日本大学),須田 善行(豊橋技術科学大学),水津 光司(千葉工業大学),松田 健一(日本大学)

キーワード: 曲率|変形|カーボンナノコイル|ナノデバイス|電子状態|量子井戸

要約(日本語): 近年，ナノメートル程度の可動部分をもつ電気電子デバイスが開発されている．可動部分を通る配線は必然的に変形を受けるが，その変形が電気伝導に及ぼす影響はあまり明らかになっていない．本研究では，微小な導体の変形が導体中の電子状態に及ぼす影響を理論的に調べた．導体としてカーボンナノコイルを想定した場合には，コイル部分に電子が束縛される可能性や，形状によって電気伝導度が大きく変化する可能性を見出した．

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