スマートメータ周辺におけるRF電磁界の人体ばく露評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-C-a1-3

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 椎名 健雄(電力中央研究所),山崎 健一(電力中央研究所)

キーワード: スマートメータ|無線周波電磁界|SAR|人体防護ガイドライン

要約(日本語): 本論文では，スマートメータ周辺における電磁界ばく露による安全性を評価する指標として，体内の局所的な比吸収率（局所SAR）を評価するため，計算プログラムおよび，920MHz帯を利用するスマートメータの通信部を模擬する数値モデルを作成した．この作成した数値モデルを人体頭部の極近傍に配置して局所SARを計算した結果，局所SARの最大値は，眼部とスマートメータ間での最も接近できる距離30mmにおいて10.3mW/kg であり，ICNIRP人体防護ガイドラインの公衆における基本制限値 2W/kgに比べて約1/200と非常に低い値であった．

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