高温バリア放電の拡張化応用した鉄鋼の表面窒化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-D-a1-3

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 川述 圭樹(大分大学),市來 龍大(大分大学),神田 直人(大分大学),立花 孝介(大分大学),古木 貴志(大分大学),金澤 誠司(大分大学)

キーワード: プラズマ窒化処理|誘電体バリア放電|高温下での拡張

要約(日本語): 窒化は金属の機械特性を向上させ，自動車部品などに応用されている．大分大学では，大気圧下で誘電体バリア放電(DBD)による金属窒化処理に成功している．さらに，点電極を用いて高温下でDBDを発生させると，電極の存在範囲を超えて放電の点火面積が拡張することが報告されている．本研究では，その拡張現象を応用し，点電極を用いた鉄鋼の表面窒化を行った．その結果，放電が拡張した範囲全域に窒素を固溶させることに成功した．

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