MFMの複数距離観察法を用いたフェライト焼結磁石の熱消磁及び交流消磁状態における磁区観察

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-F-a2-7

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 櫻井 志(明治大学),小原 学(明治大学),小野 治(明治大学)

キーワード: 磁区構造|MFM|永久磁石|保磁力|フェライト焼結磁石

要約(日本語): 保磁力は永久磁石において重要な性能の一つであり，保磁力発現機構は磁区構造と密接に関係するといわれている．そこで本研究室では，フェライト焼結磁石の詳細な磁区構造観察を可能とする為に，MFMの複数距離観察及び画像処理を用いた新たな磁区観察方法を検討してきた．本報告では，本観察方法を用いてフェライト焼結磁石の熱消磁及び交流消磁状態の磁区構造を観察し，これらの結果から，保磁力機構についての考察を行った．

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