針電極による放電解凍電圧低減

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-A-p1-4

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 加藤 正平(東洋大学),平瀬 裕子(東洋大学)

キーワード: 放電|イオン風|解凍|針電極|電界分布

要約(日本語): イオン風を使用する解凍の研究では，棒電極―平板電極に数10kVの高電圧を印加している．しかし，電圧を低下させ広い空間に強いイオン風を発生することが，実用性や，取り扱いや安全性の面から望ましい．これまで，0.2mmφのマグネットワイヤを使用したブラシ電極で5kVの低電圧化が得られている．さらに電極間隔を狭くし短い針電極を使用することで，4kV以下の電圧でも，解凍時間を冷蔵庫内で自然解凍時間の60％以下に短縮することができた．

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