交流電界の電界強度およびその周波数が水の氷核生成に及ぼす影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-B-a2-5

グループ名: 【A】令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集

発行日: 2019/08/16

著者名: 加賀 慶斗(岩手大学),高橋 克幸(岩手大学),高木 浩一(岩手大学)

キーワード: Electrofreezing|Supercooling|Ice nucleation

要約(日本語): 交流電界の電界強度およびその周波数が水の氷核生成に及ぼす影響について調べた．蒸留水と1%NaCl水溶液を試料とし，-15℃に設定した凍結庫内の平行平板電極間に試料を配置した．試料に電界強度50～200kV/m，周波数50Hz～10kHzの交流電界を印加しながら冷凍し，サーミスタを用いて試料温度を測定した．電界強度および周波数の上昇に伴い試料の氷核生成温度および核生成速度は上昇し，交流電界が氷核生成過程に影響を及ぼすことがわかった．

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