磁性標識した細胞のパターニングとがん細胞の浸潤評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS10001

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2010/01/29

タイトル(英語): Magnetic force-based cell patterning and its application to analysis of invasive capacity with cancer cells

著者名: 大河内 美奈(名古屋大学),本多 裕之(名古屋大学)

著者名(英語): Okochi Mina(Nagoya University),Honda Hiroyuki(Nagoya University)

キーワード: 細胞パターニング|浸潤|磁性微粒子|細胞機能計測|Cell patterning|invasion|magnetic particles|cell function analysis

要約(日本語): 細胞アレイ化技術は、細胞の機能や挙動解析に有用である。我々は、磁性ナノ粒子で標識した細胞を磁力で誘導することによってパターニング表面に加工や修飾を必要としない細胞アレイ作成法を開発した。細胞を三次元細胞外マトリクス中にパターニングし、細胞の動きを解析することで、浸潤評価が可能であった。また、抗がん剤としてマトリクス分解酵素MMPの阻害剤を添加し細胞挙動を調べたところ、濃度依存的に浸潤が抑制された。

要約(英語): A three-dimensional (3D) cell culture system has been fabricated using a magnetic force based cell patterning method, demonstrating a facile approach for the analysis of invasive capacity of BALB/3T3/ v-src using the magnetic force and magnetite nanoparticles.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 3,250 Kバイト