材料結合性ペプチド・抗体を用いたナノ世界での異種材料接合技術

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS10016

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2010/06/18

タイトル(英語): Application of material-binding peptides and antibodies for spontaneous nanopattering

著者名: 梅津 光央(東北大学),嶋田 友一郎(BEANS プロジェクト),鈴木 瑞明(BEANS プロジェクト),服部 峰充(東北大学),熊谷 泉(東北大学),杉山 正和東京大学(東京大学,BEANS プロジェクト)

著者名(英語): Umetsu Mitsuo(Tohoku University),Shimada Yuichiro(BEANS Project),Suzuki Mizuaki(BEANS Project),Hattori Takamitsu(Tohoku University),Kumagai Izumi(Tohoku University),Sugiyama MasakazuThe University of Tokyo (The University of Tokyo,BEANS Project)

キーワード: ペプチド|抗体|パターニング|peptide|antibody|patterning

要約(日本語): 現在のナノテク技術の発展により、トップダウン分野では、ナノレベルでの基板パターニングが可能になりつつあり、ボトムアップ分野では、結晶面が制御された均一な無機ナノ粒子の合成が報告されている。その中で我々は、無機材料を特異的に認識し結合できるバイオ分子(ペプチド・抗体)をいくつか生み出すことに成功している。本発表では、トップダウン技術とボトムアップ技術を融合させる手段としての無機材料結合性バイオ分子の利用価値を見出すために、バイオ分子を用いてミクロパターニングされた基板上へ自発的に無機ナノ粒子を規則配列させる技術を開発した。

要約(英語): The advance in nanotechnology opened the way to making a nanopatterned substrate and synthesizing crystalline inorganic nanoparticles. Recently, we generated the peptide and antibody molecules with affinity for a specific inorganic material surface. Here, we show the potential of the biomolecules as interface units between top-down and bottom-up technologies.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,093 Kバイト