化学・力学エネルギー変換を用いた自律駆動型薬物放出システム

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS11005

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2011/03/22

タイトル(英語): A self-drug-release system with chemo-mechanical energy conversion

著者名: ムンフジャルガル ムンフバヤル(東京医科歯科大学),加藤 了大(東京医科歯科大学),髙橋 大志(東京医科歯科大学),荒川 貴博(東京医科歯科大学),工藤 寛之(東京医科歯科大学),三林 浩二(東京医科歯科大学)

著者名(英語): Munkhjargal Munkhbayar(Tokyo Medical and Dental University),Kato Ryodai(Tokyo Medical and Dental University),Takahashi Daishi(Tokyo Medical and Dental University),Arakawa Takahiro(Tokyo Medical and Dental University),Kudo Hiroyuki(Tokyo Medical and Dental University),Mitsubayashi Kohji(Tokyo Medical and Dental University)

キーワード: エネルギー変換|薬物放出システム|エグルコース濃度制御|血糖値

要約(日本語): グルコース酸化酵素(GOD)の触媒反応を利用し、化学エネルギーを力学エネルギーへと直接変換する能動的な減圧機構を構築し、グルコースを認識し自律的に薬物を放出するシステムへと展開した。本システムに100mmol/lのグルコース溶液を送液したところ、GOD触媒反応の酸素消費による能動的な圧力減少、及びそれに伴う薬物放出弁の駆動による自律的な擬似薬物 (色素)の放出が確認された。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 572 Kバイト