正・負の誘電泳動力の組み合わせによる誘電泳動インピーダンス計測法の高感度化

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS11018

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2011/06/30

タイトル(英語): Improving a Sensitivity of Dielectrophoretic Impedance Measurement Method by Combining Negative Dielectrophoresis with Positive Dielectrophoresis

著者名: 正西 康彦(九州大学),久島 和史(九州大学),毛 麗娜(九州大学),濱田 了(パナソニックヘルスケア),中野 道彦(九州大学),末廣 純也(九州大学)

著者名(英語): Yasuhiko Shonishi(Kyushu University),Takafumi Hisajima(Kyushu University),Lina mao(Kyushu University),Ryo Hamada(Panasonic Healthcare Co.,Ltd.),Michihiko Nakano(Kyushu University),Junya Suehiro(Kyushu University)

キーワード: 誘電泳動|細菌検出|インピーダンス計測|電気穿孔|細菌濃縮|Dielectrophoresis|Bacteria Detection|Impedance Measurement|Electropermeabilization|Bacteria enrichment

要約(日本語): 筆者らは、誘電泳動インピーダンス計測法にパルス高電界印加による細胞膜破壊現象を組み合わせたEPA-DEPIM法によって、懸濁濃度5×10^1cells/mLの大腸菌を3時間で定量的に検出することに成功した。しかし、実用化に向けて更なる高感度化が必要である。本研究では、従来の細菌捕集装置の前段に負の誘電泳動力を利用した細菌濃縮部を配置し、より多くの細菌を捕集することで同手法の高感度化を試みた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,900 Kバイト