ガラスマイクロチャンバーを用いた一分子DNAからのタンパク質合成

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS12008

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2012/06/12

タイトル(英語): Protein synthesis from a single-molecule of DNA in a glass microchamber

著者名: 岡野 太治(科学技術振興機構),松浦 友亮(大阪大学),数田 恭章(科学技術振興機構),鈴木 宏明(大阪大学),四方 哲也(大阪大学)

著者名(英語): Okano Taiji(JST),Matsuura Tomoaki(Osaka university),Kazuta Yasuaki(JST),Suzuki Hiroaki(Osaka university),Yomo Tetsuya(Osaka university)

キーワード: ガラスマイクロチャンバー|無細胞翻訳系|タンパク質合成

要約(日本語): 完全再構成無細胞翻訳系を用いたタンパク質合成を観察するために、反応性イオンエッチングにより石英ガラス基板上にマイクロチャンバー（40fL～7pL）を作製した。チャンバー表面を適切に処理することで、ポリジメチルシロキサン（PDMS）製チャンバーに比べて合成効率が2倍以上向上した。その結果、このガラスマイクロチャンバーを用いることで、一分子DNAからのタンパク質合成を観察することが可能となった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,032 Kバイト