誘電泳動インピーダンス計測法を用いたノロウイルス検出法の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS12013

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2012/06/12

タイトル(英語): Fundamental study for Norovirus detection using dielectrophoretic impedance measurement method

著者名: 中野 道彦(九州大学),毛 麗娜(九州大学),久島 和史(九州大学),末廣 純也(九州大学)

著者名(英語): Nakano Michihiko(Kyushu University),Mao Lina(Kyushu University),Hisajima Kazufumi(Kyushu University),Suehiro Junya(Kyushu University)

キーワード: 誘電泳動インピーダンス計測法|ウイルス検出|迅速診断|dielectrophoretic impedance measurement method|virus detection|poin of care testing

要約(日本語): 細菌検出法である誘電泳動インピーダンス計測法(DEPIM法)は、微細電極間に誘電泳動によって細菌を捕集し、同時に電極間のインピーダンス変化を計測して、細菌を検出する。本研究では、DEPIM法をウイルス検出に応用可能か確かめた。対象ウイルスをキャプシドウイルスの一種で、ウイルス性胃腸炎の原因ウイルスであるノロウイルスとし、その組換えキャプシドを用いて実験した。その結果、2.5ng/mlの組換えキャプシドを検出できることがわかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,109 Kバイト