材料結合性ペプチドを用いたカーボンナノチューブ薄層形成とその特性評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS13001

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2013/03/08

タイトル(英語): Formation of a thin layer of carbon nanotubes using a material-binding peptide

著者名: 嶋田 友一郎(東京大学,BEANSプロジェクト),梅津 光央(東北大学,BEANSプロジェクト),近本 拓馬(BEANSプロジェクト),冨澤 泰(東京大学,BEANSプロジェクト),杉山 正和(東京大学,BEANSプロジェクト),藤田 博之(東京大学,BEANSプロジェクト)

著者名(英語): Shimada Yuichiro(The University of Tokyo,BEANS),Umetsu Mitsuo(Tohoku University,BEANS),Chikamoto Takuma(BEANS),Tomizawa Yasushi(The University of Tokyo,BEANS),Sugiyama Masakazu(The University of Tokyo,BEANS),Fujita Hiroyuki(The University of Tokyo,BEANS)

キーワード: ペプチド|アプタマー|分子選択性|カーボンナノチューブ|表面機能化|トライボロジー|peptide|aptamer|molecular selectivity|carbon nanotube|surface functionalization|tribology

要約(日本語): 物質表面に対し特異的認識能を備えた生体分子(アプタマー)は対象表面への自律的吸着が可能であり、異種ナノ材料間インターフェースとしての利用が期待される。本研究では、ライブラリ系より同定したカーボンナノチューブ(CNT)結合性ペプチド分子をアプタマーとして用いることで、単純混合プロセスによりCNTを透明薄層として基板上に固定化した。また、走査型プローブ顕微鏡にて形成した薄膜のトライボロジー評価を行った。

要約(英語): Thin layer of carbon nanotubes (CNTs) on a solid surface was autonomously achieved with affinity binding peptide. The successful surface modification was confirmed through SEM observation. The micro-frictional force was investigated with AFM. This process makes it possible to create transparent CNTs thin layer on a solid surface easily.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 5,010 Kバイト