血糖制御のための薬物放出システムにおけるグルコース駆動式減圧ユニットの高出力化

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS13002

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2013/03/08

タイトル(英語): Improvement of glucose driven decompression unit in autonomous drug release system for blood sugar control

著者名: 荒川 貴博(東京医科歯科大学),ムンフジャルガル ムンフバヤル(東京医科歯科大学),畑山 宏大(東京医科歯科大学),松浦 祐樹(東京医科歯科大学),宮島 久美子(東京医科歯科大学),工藤 寛之(東京医科歯科大学),三林 浩二(東京医科歯科大学)

著者名(英語): Arakawa Takahiro(Tokyo Medical and Dental University),Munkhjargal Munkhbayar(Tokyo Medical and Dental University),Hatayama Kohdai(Tokyo Medical and Dental University),Matsuura Yuki(Tokyo Medical and Dental University),Miyajima Kumiko(Tokyo Medical and Dental University),Kudo Hiroyuki(Tokyo Medical and Dental University),Mitsubayashi Kohji(Tokyo Medical and Dental University)

キーワード: 有機エンジン|ケモメカニカルシステム|エネルギー変換|アクチュエーター|グルコース酸化酵素|減圧機構|organic engine|chemo-mechanical system|energy conversion|actuator|glucose oxidase|decompression unit

要約(日本語): 血糖濃度制御用の薬物放出システムにおいて、血糖成分であるグルコースの化学エネルギーを力学エネルギーに変換する減圧機構の形状を改良し、高出力化を行った。実験では、本機構における酵素膜でのグルコースの酸化を効果的に行うため、本機構の「単位容積あたりの酵素膜面積」を増加し、酸素消費（減圧）の向上を図った。その結果、10 mmol/lグルコース濃度にて減圧出力が約3倍に向上し、システムの動作特性を改善した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,079 Kバイト