ナノ流路を用いて作製したアトリットルドロップレットとドロップレット内部での酵素反応

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS13004

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2013/03/08

タイトル(英語): ATTOLITER DROPLET FORMATION USING NANOCHANNEL AND ENZYME REACTION INSIDE A DROPLET

著者名: 脇岡 寛之(ＢＥＡＮＳ研究所),山本 敏(フジクラ),田端 和仁(東京大学),杉山 正和(東京大学)

著者名(英語): Wakioka Hiroyuki(BEANS Laboratory),Yamamoto Satoshi(Fujikura Ltd.),Tabata Kazuhito(The University of Tokyo),Sugiyama Masakazu(The University of Tokyo)

キーワード: アトリットルドロップレット|ナノ流路|酵素反応|フェムト秒レーザアシストエッチング|attoliter droplet|nanochannel|enzyme reaction|femtosecond-laser assist etching

要約(日本語): フェムト秒レーザアシストエッチングにより作製したナノ流路を用いた、ドロップレット作製技術について報告する。本デバイスは、ガラス表面に形成したマイクロ流路の側面にナノ流路の開口を有する構造である。結果、約650 nmの水相ドロップレットが作製可能であることが確認された。加えて、作製したドロップレット内部での酵素反応の検出を試み、1 m程度の微小な空間内で酵素反応が蛍光により検出可能であることを初めて実証した。

要約(英語): This paper reports a droplet formation device having nanochannels fabricated with femtosecond-laser assist etching. Approximately 650 nm diameter water phase droplets (approximately 150 aL in volume) have been produced. In addition, we confirmed that enzyme reaction inside a femtoliter or attoliter droplet was observed by fluorescence for the first time.

原稿種別: 日本語

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