フェニルボロン酸含有高分子層を検出界面とするシアル酸認識バイオトランジスタの創製

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS13030

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2013/08/09

タイトル(英語): Sialic acid-sensitive bio-transistor capitalizing on phenylboronic acid functionalized polymeric brush as a means for signal transduction.

著者名: 荒井 貴裕(東京医科歯科大学大学院),前島 雪絵(東京理科大学大学院),合田 達郎(東京医科歯科大学),松元 亮(東京医科歯科大学),大塚 英典(東京理科大学),宮原 裕二(東京医科歯科大学)

著者名(英語): Arai Takahiro(Tokyo Medical and Dental University),Maejima Yukie(Tokyo University of Science),Goda Tatsuro(Tokyo Medical and Dental University),Matsumoto Akira(Tokyo Medical and Dental University),Otsuka Hidenori(Tokyo University of Science),Miyahara Yuji(Tokyo Medical and Dental University)

キーワード: 癌|シアル酸|フェニルボロン酸|電界効果トランジスタ|誘電率|Cancer|Sialic acid|Phenylboronic acid|Field effect transistor|Permittivity

要約(日本語): 本研究は、シアル酸関連バイオマーカー検出のための電位計測センサーの創製を指向するものである。シアル酸と特異的に結合する分子としてフェニルボロン酸を末端に配し、およそ5nmの厚みに制御されたポリエチレングリコール（PEG）ブラシを設計した。これを検出場とし、シアル酸の特異的な検出に成功した。検出モードとしては、シアル酸結合と高分子層の親水化に伴う界面誘電率変化の寄与が示唆された。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 952 Kバイト