細胞間相互作用観察可能な細胞固定化システム

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS14033

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2014/12/02

タイトル(英語): Cell trapping system for the observation of cell-cell interaction

著者名: 井上 晃佑(慶應義塾大学),神谷 厚輝(神奈川科学技術アカデミー),阿部 裕太(慶應義塾大学),大崎 寿久(神奈川科学技術アカデミー／東京大学生産技術研究所),三木 則尚(慶應義塾大学),竹内 昌治(東京大学生産技術研究所)

著者名(英語): Kosuke Inoue(Keio university),Koki Kamiya(Kanagawa Academy of Science and Technology (KAST)),Yuta Abe(Keio university),Toshihisa Osaki(Kanagawa Academy of Science and Technology (KAST)),Norihisa Miki(Keio university),Shoji Takeuchi(Institute of Industrial Science, The University of Tokyo)

キーワード: マイクロ流体デバイス|ＭＥＭＳ技術|静水圧|細胞|細胞間相互作用|膜タンパク質|Microfluidic device|MEMS|Static pressure|Cell|Cell-cell interaction|membrane protein

要約(日本語): 細胞間相互作用の理解は生体組織の機能や構造を理解していく上で重要である。細胞間相互作用を観察するためには特定の細胞同士を接触したまま固定化する必要がある。また，細胞間相互作用には隣接細胞間の影響を大きく受けるため，隣接細胞の種類，数の制御は重要である。本研究では任意の並び順で3つの細胞を固定可能なシステムを考案した。さらに、膜タンパク質コネキシンを用いて細胞間における蛍光分子の輸送観察を行った。

要約(英語): In this study, we developed the system of cell trapping in desirable order for the direct observation of cell-cell interaction. Using the system, we trapped the triple cells in the order of donor-acceptor-acceptor cells and observed the fluorescent movement from a donor cell to acceptor cells.

原稿種別: 日本語

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