１細胞解析に向けた３次元マイクロチャンバー

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: BMS15013

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム研究会

発行日: 2015/05/29

タイトル(英語): 3D microchamber for the single-cell analysis

著者名: 鈴木 宏明(中央大学),三野 健太(中央大学),池田 拓生(中央大学),津金 麻実子(中央大学),岡野 太治(中央大学),城口 克之(理化学研究所)

著者名(英語): Hiroaki Suzuki(Chuo University),Kenta Mitsuno(Chuo University),Hiroki Ikeda(Chuo University),Mamiko Tsugane(Chuo University),Taiji Okano(Chuo University),Katsuyuki Shiroguchi(RIKEN)

キーワード: １細胞解析|マイクロチャンバー|三次元構造|鋳型プロセス|Single-cell analysis|Microchamber|3D structure|Molding process

要約(日本語): 同一の集団中においても個々の細胞は様々な面で異なることが広く知られており、１細胞解析の需要が高まっている。１細胞をマイクロチャンバー等に効率よくトラップするには、チャンバーのサイズが細胞のそれに近い必要があるが、その際には反応に十分な試薬量が得られない恐れがある。本研究では、１細胞をトラップしつつ、余剰の試薬量を供給するための三次元構造を持つマイクロチャンバーを製造する方法を確立したので報告する。

要約(英語): It has been widely recognized that cells among the identical population are heterogeneous in various aspects. To unveil such heterogeneity, microdevices for the single-cell analysis provide promising solutions. We report a simple fabrication process for 3D microchamber array that enables the entrapment of single cells as well as the supply of extra reagent volume for the assay.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,218 Kバイト